日本学生支援機構への奨学金が返せない、滞納や延滞が続いている。督促電話や督促状が届いているなら無視や放置を続けると大変なことになります。

無視や放置は危険!日本学生支援機構からの電話は奨学金に関する重要な連絡!

日本学生支援機構からの督促電話や督促状を無視するとどうなるの?

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奨学金返済についての督促電話が来た!

日本学生支援機構や債権回収会社からの督促連絡が!

日本学生支援機構によりますと、返還金を延滞すると、本人、連帯保証人、保証人に対して、文書と同時に電話による督促を行うようにしてるみたいです。
電話は平日、休日ともに9時~21時にかけることが多く、業務を委託した債権回収会社から行う場合があります。
携帯電話や固定電話にかかってきた電話を無視すれば勤務先にかかってくることもあるのでご注意です!
債権回収会社から電話が来た場合、詐欺だと思って電話に出ない人もいますがそのまま放っておくと大変なことになりますので、かかってきた番号を調べてちゃんとした債権回収会社であり、奨学金の滞納について身に覚えがあれば電話に出た方が良いです。

注意ポイント

日本学生支援機構や債権回収会社等の名前を騙って架空請求を行う詐欺業者がいないとも限りませんので、催告書、督促状、法的手続着手予告などが自宅に届いたら必ず内容を確認するようにしてください。

督促から差押えまでの段階

奨学金は大学卒業の約半年後から毎月決まった日に引き落としされます。
1回引き落としが間に合わなかった場合は次の月にまとめて引き落とされます。

2回続けて引き落としできなかった場合は次の月に3ヶ月分と延滞金の合計額が引き落としされます。
2回目の滞納からは延滞金がかかってきます。
延滞金の利率は年利5%です!

2回目の返済が遅れてしまった後に電話がきて「奨学金返還の振替不能通知」というのが送られてきます。
そして連帯保証人にも電話連絡がいきますので自分だけでなく保証人になってくれた方にも迷惑をかけてしまうことになります。

さらに滞納が続いてしまうと

3回目も滞納してしまうと、個人信用情報機関に滞納記録や個人情報が登録されてしまい『ブラックリスト入り』してしまう可能性があります。
ブラックリストに一度登録されてしまうと信用情報機関などに記録が残ってしまい、今後住宅ローンや車のローンも組めなくなる場合もありますし、クレジットカードさえ作るのが困難な状況になってしまいます。

4回目以上からは、民間の債権回収会社(サービサー)が出てきます。

サービサーって何?

奨学金の滞納や延滞の話になるとよく「サービサー」という言葉を耳にしませんか?
サービサーとは債権回収会社のことをいいます。
金融機関等から委託を受けまたは譲り受けて、特定金銭債権の管理回収を行う法務大臣の許可を得た民間の債権管理回収専門業者です。

サービサーは数十社あり、有名なのは「アルファ債権回収会社」「日立キャピタル債権回収」「エム・ユー・フロンティア債権回収」「ニッテレ債権回収」などです。

プロの債権業者による回収になりますので、もう甘い取り立てでは済みません。

奨学金を借りて返済しない人たちからお金を回収するために民間の債権回収会社に依頼するのです。

滞納から数ヶ月経ちますと、「支払督促申立予告書」が届きます。
これは『これから裁判所を通じて督促を起こします』という通知となり、この通知に対して応答や入金がなければ、「支払督促」へと手続きが移行します。
ここで滞納分を支払うことができれば法的処置は取られずに済み、裁判から免れますが、ここで無視してしまうと簡易裁判所から「支払督促」が送られてきます。
そしてその後に「仮執行宣言付支払督促」、「判決確定・強制執行」となります。
「支払督促」、「仮執行宣言付支払督促」とは"あと2週間以内に連絡がなかったら法律にのっとり強制的に債務を払ってもらいます"という裁判所による最終確認です。
これも無視してしまうとあっという間に強制執行がされて、自分や連帯保証人の家・土地・車・財産がなくなってしまうのです。
面倒くさいし、どうにかなるだろうではどうにもなりません。

なのでこうなる前に、債務者は「支払督促申立予告書」が送られて来てから2週間以内に「支払督促」に同封されている「督促異議申立書」を書いて、それを指定の場所に持参・郵送し、異議申し立てをしてください。
そうすることで、「強制執行」の手続きから、通常の訴訟手続きに移ります。
もしこのタイミングを逃していた方は、、

ラストチャンスがあります!!!

最終確認である「仮執行宣言付支払督促申立」が送られてきた時に、同じように同封されている「督促異議申立書」を書いて郵送・持参することで異議申し立てができます。
しかし今回はそれだけでなく「仮執行宣言」が付いているため、「執行停止の手続き」も必要となりますのでご注意です!!
そうしてやっと「強制執行」ではなく、通常の訴訟手続きに移ることができます。
もう本当にここがラストチャンスですので通知が届いたら、開けずに放置するのではなく中身を確認しましょう!

それができなければ財産もお金も全て失くします。
給与の差し押さえとなると職場の人にも奨学金の滞納がバレてしまい信用も失くしかねません!!!

法的処置とは?

ここでいう法的処置とは裁判所に訴えられることです。
催促されても返済しない場合、借りた団体によっては、滞納者に対し、返済を求める裁判手続きなどの法的措置を取る旨を記載した通知書を送付してきます。
法的手続きが行われるのは一般的に"奨学金の滞納を続けて、9ヶ月後"と言われています。
奨学金事業は、2004年に日本育英会から機構に引き継がれましたが、その際、奨学金は「金融事業」と位置づけられ、回収がどんどん強化されてきました。
なので『奨学金は借金と違うから、厳しい取り立てや差し押さえは無いはず』と楽観的に構えていたら大変なことになります。
日本学生支援機構の公式資料、平成26年度業務実績等報告書-JASSOによると、一年間で8495件の法的手続きが執行されています。
原告側の請求が裁判所から認められると、差押え等の手続きに移ります。
この場合、あなたの財産は強制的に差押えらることになってしまうので注意が必要です。
差押えは銀行口座の預金や給与なども含まれます。

連帯保証人に迷惑がかかる

奨学金を払わずに滞納していると連帯保証人に迷惑がかかります。
連帯保証人は大抵、親や親戚などが多いかとは思いますが、実際に8年前に病気で亡くなった息子さんが借りていた奨学金、265万円の一括返還を求める督促状が届いた親御さんもいらっしゃいます。
連帯保証人であるご夫婦は「なんで、いまごろ」と思ったそうです。書類を見ると、息子さんは借りた185万円のうち80万円ほど返しており、残金と利息の合計123万円に加えて、延滞金が142万円。延滞金は死後の分も含まれていたそうです。。
機構に電話をすると、担当者の方は「払えなければ裁判になります」と言い、脅しのように感じたそうです。。

連帯保証人に迷惑を掛けない方法

本人が奨学金を払えない場合、連帯保証人に連絡がいき連帯保証人に支払いの義務が生じます。
奨学金を借りている人のほとんどが両親を連帯保証人にしていると思います。
奨学金を滞納してしまったら、連帯保証人に迷惑を掛けない方法なんてありません!!
最終手段で自己破産という手もありますが、債務者が自己破産したとしても借金は連帯保証人の元に残ります。
連帯保証人には何かしらの形で迷惑をかけているのです。。

返済が出来ない場合、相談できる所は無いのか?

日本学生支援機構などは返済を猶予したり返済額を一部減額するなどの救済措置を用意しています。
しかしそれぞれに条件がありますので、当てはまるようであれば救済措置を利用するようにしましょう。

救済措置の条件とは?

  • 病気で働くことが困難な方。
  • 生活保護を受給中の方
  • 失業中の方
  • 経済的に困窮している方
  • 減額返金制度を利用する方

減額返金制度は毎月の返済額を減らし、返済期限を延長する救済措置です。
減額返金と聞くと奨学金の元金が減るイメージを持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、元金や第二種奨学金でかかる利息分が減るわけではありません。
本人の年収が300万円以下の場合に返済を最長10年猶予する制度や、返済期間を延ばすことで毎回の返済額を減額する制度などがあります。
しかし、そういった制度も使わずに滞納してしまう利用者が多いのが現状です。

このまま無視や放置を続けたらどうなるの?

督促を無視すると奨学金を借りた本人だけでなく、連帯保証人に対しても同時に行われる場合があります。
督促をされても、返済しないままでいると、連帯保証人の給料や不動産、あるいは生命保険などの財産を差し押さえられてしまう可能性があるのです。
このまま無視や放置を続けると自宅に取り立てが来たり、会社や職場に訪問されるのではないか?また訴訟をおこされるのではないかと不安になります。
あなた宛てに届いた通知書が正しいもの、未払いに身に覚えがあるのであれば、きとんとした対応を取ることが大切です。
もし放置していたり、無視を続けてしまうと法的手続きに移行してしまう場合がありますので注意が必要です。

裁判所から支払督促や訴状が届いた!

裁判所から訴状や支払督促が届いたら、あなたに対し法的処置を取ってきたことになります。
これらが届いたら無視してはいけません。そのまま放置していると請求通りの判決が出ることになります。
このような事態に陥らない為にもきちんとした対応が必要です。

最後に

実際、私の知り合いも滞納しており、サービサーから連絡が来て慌てておりました。
ドラマや漫画の闇金のように、ドアをドンドンされたり、「金返せ!」って張り紙されたり、そんな悪質な取り立てではありませんが、電話がなるたびにびくびくして、いつも滞納金のこと考えたりで未来がないように見えました。
サービサーにもよりますが、悪質なところもあるようです。

当たり前のことなのですが、滞納するたびに利息で滞納金もどんどん上がっていき一括では返せない金額になっています。
そうなる前に弁護士さんに相談するべきです!!!

債権回収会社の人たちからは素人の私たちでは対応しきれない、難しい言葉でたくさん責められます。
返さないのが悪いのですが、でも返したい気持ちはあるのです!!
そんなときはプロに相談しましょう。
強い味方をつけましょう!!!

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